歌 紹 介 > 花ぬ沖縄



花ぬ沖縄

作詞 浦崎芳子
作曲 普久原恒男
歌  仲本晶盛
はやし 民謡鶯組

一 睦月、如月ぬ 雪霜ぬ節ん
  我した沖縄島 花ぬ都
  *ヒヤルガドンドヌ 美らさぬ 香ばさぬよー

二 四、五月や野原 緑葉ぬ風に
  誘わりてぃ立てぃば 百合ぬ香ばさ
  *くりかえし

三 若夏や梯梧ぬ 道並に赤く
  露ぬ玉かみてぃ 光る美らさ
  *くりかえし

四 夏ぬ真昼間ん 庭ぬ赤花や
  変わいねん如に 咲ちゅる清らさ
  *くりかえし

五 九、十月になりば 菊ぬ花盛い
  匂い深々とぅ 我袖 引ちゅさ
  *くりかえし

六 節々に開く 花や実ん結でぃ
  平和なる御世ぬ 印さらみ
  *くりかえし


1.島唄ぬ情
2.島造い
3.春ぬみやらび
4.藍染ぬ情
5.サニン花
6.オートクガニー
7.島や若夏
8.かりゆし雨小
9.蘭の花
10.満名川ぬ泉
11.本部大漁
12.師走餅鬼餅
13.正月のうた
14.花ぬ沖縄
15.カチャーシー

■解説
大東亜戦争のために沖縄はたくさんの若者達の尊い命を失いました。島尻の姫百合の塔、健児の塔…そこに眠っている英霊達は、「生きている時に咲かすことのできなかった花。極楽往生した時、沖縄に緑が生い茂り、花が咲くでしょう。そして新しい夜明けがくる。新しい島ができる。しかしながら自分たちは生きた人々の救いによって、神の許しによって、成仏することができる」と語った。私は犠牲になった人達を救うために、北は辺戸岬から南は喜屋武岬まで、久高島から伊江島と十字にかけて、戦争のよごれ、けがれを許していただくために、神々に詫び、祈りました。戦争という行為でこの地上を荒らした御無礼は、生きた者も死んだ人達も同様に御詫びせねばならないものだと思います。一カ月間にわたって、神々に詫び、戦死した英霊達の救いをしたとき、犠牲になった人達の魂が「有り難う、有り難う」と手を振っていました。英霊達の魂を決して無駄にはしてはいけないと思います。季節の花が咲くたびに思います。生きている人達の救いが通じて、英霊達が神の許しのもとにきれいな花になって、この世を飾ってくれていること。それを「花の沖縄」と題し、詩を作りました。
1984年作 浦崎芳子

歌紹介へ戻る   TOPへ戻る

民謡鶯組の館 〒904-2205 うるま市字栄野比51-1 TEL098-972-7279