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鳩小

作詞 浦崎芳子
作曲 普久原恒男
歌  仲本晶盛

一 産し子ぬ立身 願とーてぃ
  栄 繁昌 願とーてぃ
  庭に植たる 記念木
  見事花咲ち 実結でぃ

二 夏ぬ暑さん 悠々とぅ
  庭に 一 杯 枝広ぢ
  緑さしたる 涼風や
  夏ぬ真昼ぬ 命薬

三 見上てぃ見りば 花ぬ陰
  去年ん今度ん 山鳩ぬ
  南洋桜に 巣造てぃ
  親子座ちょーてぃ 嬉さぎさ

四 山ぬ鳥でぃん 思まーらん
  目ー小グルグル 一 人見ー見ー
  口から移ち 子ぬ口に
  守い育てぃゆる 夫婦愛

五 懐くみてぃ 愛がなとぅ
  アンマー懐 温さらやー
  我んにんアンマー 思び出すさ
  汝んアンマー 忘んなよー


1.まごころ
2.赤花
3.今になてぃ思み知ゆさ
4.親ぬ面影
5.あんまー形見ぬ一番着物
6.伊江島
7.芋ぬ時代
8.親ぬ姿
9.親偲い花
10.鳩小
11.忍耐
12.沖縄でーびる(小浜節)
13.下千鳥
14.ナークニー・カイサレー
15.歌てぃ明がらさ踊てぃ明がらさ

■解説
娘が結婚しました。庭に記念木を植え、天しおにかけた子供達の幸せを願いながら、記念木を育てました。その記念木が成長して庭いっぱいに枝を拡げ、初夏になれば美しい花がいっぱい咲いて、道行く人もその木陰に一息いれて花の美しさに見とれていました。十年の歳月はアット言う間に過ぎて、大木になった時に、木の根っこがブロックベイを壊す程に大きくなったので、もっと広い所に移すことにしました。その時に、上の方の花の木陰に山鳩が、二羽のひな鳥を抱いて、巣の中に座って可愛い目をして、こちらを見ている。私は娘が一男一女を出産して、けなげに育てていることを思い出し、今その木を移動したらいけないと思って、鳩が巣立つ日まで待ちました。主人と二人朝起きてその鳩ポッポの子育てを見上げるのが楽しみでした。それはそれは人間にまさる子育ての有様です。それが二回も鳩ポッポが、巣作りして、私たち家族の者に何か平和を示しているようでした。記念木は本部記念病院の広場に移植し今も枝を広げ美しい花をさかせています。
1987年作 浦崎芳子

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